『十六歳の日記』論――川端文学と盲目
四国巡礼は 1200 年の歴史を有し、今もなお国内外から巡礼を目的とした旅人が後を絶たないほどの人気を博している。お遍路といえば、白衣にすげ笠、金剛杖の姿で歩いて巡礼する姿がイメージされるだろう。現代では歩き遍路のほかに、自家用車やバスツアーでの遍路、バイクや自転車の遍路もあれば、服装も人それぞれ、目的もそれぞれとなっている。初心者向けの本やサイトでは、本来の修行の一環としてのお遍路のマナーや作法、心構えも説かれているが、方法やスタイル、その目的も多様になっている。